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知っておきたい!海外FXと国内FXの4つの違い

約定方式・レバレッジや規制の違いによって有利・不利がある

FXの世界は通貨という意味では変わりませんが、各国によって監督している機関が異なるため、約定方式・レバレッジや信託保全の取扱いも異なります。今回は約定方式・レバレッジや規制の違いによって有利、不利を検証して、海外FXの優位性を検証してみましょう。

約定方式

海外FXはNDD取引(No Dealing Desk)

トレーダーから注文を受けたらそのままその注文をマーケットに流す仕組みです。FX業者がそのマーケットと顧客の橋渡しをする仲介の役目になります。海外FXではこの約定方式が主流です。このNDD取引のメリットは、トレーダーからの注文をそのままインターバンクの流すだけで、FX業者独自のマーケットメイクが入らないことです(レートにスプレッドは上乗せされています)。デメリットしては、大量の注文が出た際には相場の状況が急変動をするリスクがあります。

国内FXはOTC取引(店頭取引)

日本国内では店頭取引と呼ばれます。FX業者内でその売買注文を整理して、カバー先に注文を発注する方式です。国内FXではこのOTC取引が主流になっています。また、この行為をマーケットメイクと言います。最大のメリットは流動性の担保です。大量注文発生時にFX業者が持っている売買を注文を調整して、あとで売りと買いを組み合わせた取引をカバー先に注文するので、相場が変動したときでも安定したレート配信ができます。デメリットはレート操作ができることです。マーケットメイクをするので、FX業者がトレーダーにとって不利なレートを提示・約定させることもできるので、この点はOTC取引の弱点でもあります。

レバレッジ規制

FX業者はの規制は監督している金融当局によって異なります。たとえば、海外FXでも日本の金融庁の許認可を受けて、FX業者として運営していくには、その金融当局(この場合は金融庁)の規制に従う必要がありますが、規制のない国の金融当局に本店を置く海外FX業者の場合はその規制を受けることはありません。つまり、日本の金融庁の規制を受けるFX業者は最大レバレッジが25倍に規制されますが、海外FX業者の場合、金融当局の規制を受けないケースもありますので、理論上はレバレッジが10000倍でも構わないのです。

ゼロカットシステム(追証なし)

国内のFX業者の場合、持っているポジションが証拠金よりもマイナスになった場合、トレーダーに対して、追加の証拠金を求めることができるルール「追証」があります。ですが、海外FXの場合、FX業者がトレーダーの損失・利益には積極的には関わることはありません。なぜなら、一番目には投資の自己責任が浸透しているからです。トレーダーが損式が発生・利益を獲得しようFX業者は手数料商売に徹しているためです。

つまりトレーダーが損失をしてもそれはトレーダーの責任であり、FX業者が関知をしないことが大前提なのです。したがって、、持っているポジションが証拠金よりもマイナスになった場合でも、FX業者は回収見込みの如何に関わらず、そのトレーダーのポジションを強制的なロスカットします。このシステムは「ゼロカット」と呼ばれ、トレーダーは入金以上の損失を被らないことがメリットになります。ただし、相場急変時には、FX業者が未収金の証拠金の発生を防ぐため、トレーダーから見ると想定外のレートで約定してしまうことが多々あり、それがしばしば、トラブル発生の原因ともなります。日本の金融庁がゼロカットシステムの導入義務化に慎重なのはトラブル多発を防止することもあります。

信託保全

国内FX業者は信託保全が義務化されているので、海外FX業者よりも安心感があります。信託保全というのは、FX業者がトレーダーの資産をFX業者の資産とは別に保管をすることです。今までの日本の金融機関というのは、銀行、証券、先物会社には分離保管義務があります。これはトレーダーと業者の財産を分離して保管をすることになります。日本国内では信託保全が2010年2月~完全に義務化されておりますので、国内FXの場合は万が一の場合は投資家の財産が保全されますので安心です。

入出金

入金は国内FXならクイック入金、海外FXならクレジットカードと即時反映できる仕組みがありますが、出金に関してはどちらも銀行送金になるため、銀行送金に時間のかかる海外FXは不利です。たとえば、海外FX業者の口座から出金しようとした場合、最短でも4営業日はかかります。しかも、海外銀行から国内銀行に送金する際には、必ず手数料が発生するため、最低2,500円程度損することになります。その点、国内FXであれば、国内送金なので最短で翌営業日、手数料無料の場合が多く、この点に関しては、国内FXの方が有利です。できるだけ速く送金したいのであれば、ビットコインで出金をした場合などは最短翌営業日で出金できる海外FX業者もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?海外FXと国内FX同じFX取引でも異なる点は多々あります。ただ、その中でもトレーダーが重要にすべきなのは、取引システムの安定性と資産の保管方法の2点です。預けている資産が一番大事であれば国内FXが有利ですが、取引の公平性を重視するなら海外FXの方が有利です。取引に何を重視するのかはあなた次第であって、その判断はあなた次第になります。